2024年10月16日水曜日

山形県の玉川ボルダー〔24.10.05〕

2024.10.05@玉川ボルダー

2024年9月上旬に公開されたばかりの玉川ボルダー(山形県小国町)に行ってきた。トポはInstagram経由でダウンロードできるので、気軽に登りに行けるエリアだと思う。


前日の夜に出発して、玉川ボルダーの駐車場(飯豊山荘奥のゲート前)に8時半頃に到着。車中泊をすればソロでも行ける距離だった。


新潟県を走っている時から怪しいとは思っていたが、道路はびしょ濡れだし、空は厚い雲で覆われているし、岩を登れるとは思えない。それでもマットを背負ってボルダーエリアに凸してみた。

雨の直後に涸沢を下るのはやや危険

エリアに到着すると看板課題の岩がすぐに目に入ったが、下地が早川の道場並でこの課題は登らないんだろうな、と思った(笑)。

下地込みのグレードとのこと

肝心の岩は全てびしょ濡れで絶望。とりあえず、エリアを偵察してから、車に戻って2時間くらい仮眠をした。

河原の岩は乾きやすいって!

12時過ぎに岩場に戻ってくると完全に乾いてるとは言えないが、月岩で登っている人がいたので混ぜてもらうことにした。


・たまうさぎ / 2級

フェイス課題。

核心は右サイドガバからのリップ取りで、バランスの良い足が見つかったら登れた。あと、スタートの水平カチは逆手で持つと初手が取りやすかった。


・眠りの沼 / 2級

前傾したカチフェイス課題。

核心は初手取りで、スタートの外形したカチは左側を持つとやや距離が縮まってスタティックに次のホールドが取れて登れた。


・露の入江 / 4級

前傾した1手もの課題。

核心は初手取りで、インカットしている棚の奥を掴むと登りやすいと思う。


・湿りの海(2級)/ 敗退

前傾したカチフェイス課題。

核心はガチャスローパーとガチャカチの保持で、ホールドが湿気っててかなり厳しかった。

メモ:スローパーからのカチ取りは、右足に乗り込むように動くと手を出しやすかった。


次はマタギ岩に移動。

・セコ / 3級

マントル課題。

斜めクラックにぶら下がってスタートしてマントルを返した。


次は隣にある船岩。

・上船 / 4級

マントル課題。

セオリー通りに左足に乗り込んでマントルを返した。


・タイタニック(2級)/ 敗退

コンプレッション系の1手もの課題?

核心はリップ取りだと思うが、手が出せなかった。ムーブを解析できず敗退。


原子岩は看板課題(衝動 / 二段+)があるので大人気だった。


次は対岸にある星岩に移動。

・流れる星の道しるべ / 3級

マット一枚では心許ない高いフェイス課題。今日の目的課題の一つ。

核心は上部の甘い左カチを保持しながら右手をアンダーに持ち変えるところだった。

あとで、同じ岩にいた地元クライマーのOさんに正解ムーブを聞いたら、先に左右をアンダー持ちするらしい。


しかも、この後Oさんが周辺の岩を案内してくれた(感謝です)。


次は友達岩に移動。

・ハイエナ / 1級

ハングマントル課題。

最初にご一緒した方々に混ぜてもらった。マントルパートを試しにやってみたら出来そうだったので本番トライ。3回ほど初手取りにミスって、初手が取れたらそのまま登れた。核心は初手取りかな?


最後に原始岩の裏面に移動。

・心性 / 1級

地ジャンするマントル課題。

地ジャンに成功したら、そのままマントルを返せて登れた。河原特有の磨かれた岩質のマントルを楽しめた。今日一番のおすすめ課題かもしれない。


帰りはOさんに開拓の話を聞いたりしながら駐車場まで戻った。まだエリアを公開したばかりなので時間をかけて様子を見つつ、少しずつ登れる岩を増やしたりアプローチを改善したりしていくそうだ。


今日は時間が足りなくて登れない課題があったので、雪が降る前にもう一度登りに行きたいと思う。

山側の岩は夕方でもしっとりしていた

夜ご飯は小国駅周辺にあるみよしやでからあげ定食を食べた。少しでも地元に貢献できればと思う。

淡白な味付けだったが、良質なタンパク質を摂取できた。


明日は山梨に帰りながら岩場に寄って帰ろうと思う。では。


P.S. 場所が載ってない子天狗岩は赤い橋の近くにあるらしいが、今回は時間がなくて探さなかった。


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