2017年3月29日水曜日

鷲は舞い降りた in 瑞牆〔17.03.29〕

2017.03.29@瑞牆ボルダー

先週末(日曜日)の甲府は雨だったが、瑞牆などの山間部は雪だった。
ドカ雪でなければ登れる課題もあるだろう、ということでドラと瑞牆に行ってきた。

しかし、瑞牆に入った道にはかなりの雪が残っていた。焦る。

通常より雪が多め…。

奥のエリアに行っても登れなさそうな雰囲気があったので、手前のエリアにある マントル課題 / 初段 をトライすることにした。普段は滅多にトライしない課題なので、こんな時くらいしか向かわないエリアである。

早速トライするもマントルを返すための手にヒールで少しつまずいた。なんせ、足が固くて高くあげられないのだ。足をあげるために空間を作って、何とか足をあげることができれば、その後は問題なく完登できた。マントル課題と言いつつもフリクション勝負の課題だった。

ドラは、マントル態勢になる前のところでつまずいていた。スローパーがうまく持てないようだった。スローパーは持てないと持てないから、厳しいよね…。

で、13時前に勇気ある撤退を決めて、花畑エリアの様子を見に行くことにした。

これ以上は進めません。

積雪20cmはあるだろうか。花畑エリアの手前で諦めることになった。これ以上、進めないこともないが、進んでもできる課題があるのか、ということになった。

こんな状況の中で登れる課題はないかと考えた結果、金山沢エリアの 鷲は舞い降りた / 初段 を思いついた。

登れる岩を発見。

駐車場から歩くこと15分くらいで、鷲は舞い降りた の岩に着いた。スタートの右ポッケが染み出しで濡れていたが、雪の心配はなかった。

濡れているホールドを拭き拭きしてトライを始めた。右ポッケが悪く、何度もトライしてると穴が空きそうだった。何度か触っていると不思議とポッケが保持れるようになり、登れそうになった時に左手中指爪が豪快に割れた。テーピングを巻くと薄カチが持てなくなるので、瞬間接着剤で爪を補強して、最後のつもりでトライするとその便で完登できた。
完登後、ドラにお褒めの言葉をいただき、大満足。


ドラも核心と思われるところを解決し、左手でリップを取るだけなのに敗退。17時半過ぎまで頑張ったが、指ヨレ?で最後の方は力尽きていた。月曜日にリベンジするらしい。

あとはリップを取るだけだが…。

日が暮れると気温が下がり、氷点下クライマーのゴールデンタイムになったが、SDver / 二段 は次のために残すことに。

冷蔵庫の中のような寒さ。

次の週末も瑞牆は厳しそうなので、御岳かどこかに遠征するか、SSKに行くことになりそうだ。

Pro 公務員クライマー(SIM)に連載依頼は来ないのか?



2017年3月27日月曜日

泉の家 in 瑞牆〔17.03.25〕

2017.03.25@瑞牆ボルダー

阿修羅が触りたくてしょうがなくなり瑞牆へ向かった。

実はクラックが凍っている

足で使うクラック部分が凍っているのは、最近の定番だったので驚きはしなかったが、この日は左手スタート部分も凍っていた。つまり、阿修羅はトライできないということ。残念すぎてテンションが下がる。

そんな訳で、コータ君とルミックスと合流するために黎明期の岩に向かった。

合流するとルミックスが 黎明期SD / 3級 をトライしているところだった。核心の1手が届いているのに、保持ろうとしないルミックス。声が出てなかったよ?

手こずるルミックス

黎明期5級ver 登ったぜ。

自分は思いつきでコータ君と 泉の家 / 初段 をやることにした。高くないし、マット1枚でできるしね。

昔やったときは右手首が痛くて全然持てなかったホールドも今日はかなり持てた。核心は、右手の1手出しだろう。コータ君もパワーで押し切れなかったので。とは言いつつも、核心は右足に乗れれば問題なかった。



最後に、レジェンドのハジメ先生とヒロシ先生、コータ君が 言葉と物 / 4段 をやっているとのことで見学に行った。自分は ダブルカンテ / 1級 と戯れてたが、全く歯が立たなかった。苦手中の苦手課題である。

夕方はとても寒くて、シーズン真っ盛りだった。

瑞牆はシーズン中

来週は、阿修羅、できると良いなぁ。








バックトゥルナ in SSK〔17.03.22〕

2017.03.22@SSKボルダー

宮崎ツアーの3日目が雨で何にもできなかったので、夕方の1時間限定でSSKに行ってきた。

時間が限られているので川エリアの課題を目指した。そもそも川エリアは去年にナイトで少し行ったことがある程度の知識だったので、岩を見つけるのに手間取った。

橋の下にある ひらひら/ 1級 は簡単に見つかったが、下地が完全に川の中で登れなかった。

次に、バックトゥルナ / 初二段 と先祖帰り / 初段 の岩を探すも見つけられずにトイレ横の1級に向かった。

トイレ横 / 1級 の動画を探すと、コータ君に聞いていたスタート位置と違っており、なんかなぁー、ということで再びバックトゥルナの岩を探しに戻った。

自分の記憶とシムラ情報を頼りに、岩を見つけた時には1時間しか時間がなかった。

バックトゥルナの核心は、薄カチを左手で持てるかである。日が出ているうちは持ち感が悪かったのに、日が暮れると一気に薄カチがガバカチに変わった。右手をプッシュするようにして右足を上げるムーブは自分には全くできなかったので、無理矢理に身体を上げるムーブに切り替えたら1度で完登できた。右足が隣の岩に当たりそうになるので注意が必要だった。


この勢いで 先祖帰りも完登したかったが、時間切れで終了となった。

やっぱり成果があると、達成感はんぱなーいってやつだ。


SRT in 日之影・比叡〔17.03.18-20〕

2017.03.18@日之影ボルダー〔Day1〕

山梨組を熊本阿蘇空港で待っていると見慣れた顔の集団がやってきた。いつも見るルミックス、コータ、シムラ、ドラだ。今回のSynapse Rock Tripは華のOver 30才グループで、目的地は、宮崎県の日之影ボルダーと比叡ボルダーである。

華のOver30才 

予習した課題は以下の通り。

日之影ボルダー → 明日吐露Right / 二段、DD / 初段、陣羽 / 初段、シークレットボーイ / 初段、兎死すれば狐これを悲しむ / 1級、月の子供 / 1級。
比叡ボルダー → 再生 / 初段、ピーチボーイ / 1級、酒越しの舞 / 1級。

レンタカーを借りていざ日之影へ。日之影ボルダーまでは2時間くらいで到着できたが、すでに15時となってしまった。今日は宿のチェックインの関係で制限時間が17時30分までなので、日之影ボルダーで一押し課題の明日吐露Right / 二段 をトライすることに。

明日吐露Rightの岩



見た感じは1手1手が遠そう。ホールドを触ってみるとインカットしていて持ちやすかった。インカットしてるせいで、指皮がすぐになくなってしまうことに気づいた頃には、後戻りできない状態で完登するしかなかった。でも、最後のリップ取りで恐怖に勝てず手を出すことすらできなかった。これは、シナプスに帰ってから修行が必要だな。

コータ君は明らかに得意系の課題で、3便くらいで完登してしまった。シムラは足を滑らして川に落ちてずぶ濡れになっていた。ドラは積極的に二段をトライしていた。ルミックスは、どこで何をやっていたんだろうw。

足を滑らしたシムラ
明日リベンジする意気込みだったが、リップ取りのイメトレを何回してもできるイメージが湧かなかったので敗退濃厚となった。

SRTの拠点は、高千穂にある貸し別荘である。1軒を丸ごと貸切なので、お肉屋さんで高級牛肉と酒屋さんで地元のお酒を購入して室内BBQをすることになった。

働く者

働かざる者

地元の名産なのだろうか、空飛ぶ玉ねぎ、がすごく美味しかった。本日の反省と明日の意気込みと計画を立てて就寝したのは、0時を過ぎた頃だった。


2017.03.19@比叡ボルダー、日之影ボルダー〔Day2〕

二日目の朝は6時に起床し7時出発の予定だったが、生憎の天気で寝坊することになった。前日の雨で道路がびしょ濡れだったのだ。それでも9時頃に比叡に向けて出発し、道中の鈴木商店で比叡ボルダーのトポを購入…できなかった。トポがなくても鳥居エリアはすぐに見つけることができた。このエリアは、斜面に岩がゴロゴロ散らばっているメージでワクワクが抑えきれなかった。

とりあえず、ルーフ課題の 再生 / 初段 からスタートすることに。右手の1手出しが肩への負担が大きく、なんとなくやめておいた方が良いんじゃないかという雰囲気に負けた。

コータ君は、覚醒 / 二段 をトライしており、着実にムーブをバラしていた。結果、再生パートに繋げるところ?再生パートに繋げたあと?で力尽きて敗退していた。


再生・覚醒の岩

続いて、ルミックスがトライしていた 美食家 / 3級で一休みすることに。ルミックスにお手本を見せるつもりがギリギリの戦いとなったw。自分のおかげ?だろうか、ルミックスも完登でき上機嫌だった。あと、ドラも!

美食家のドラ

シムラは、混沌 / 初段 を一人でやっていたので気まぐれで混ざることに。気まぐれ野郎が簡単に登れるはずもなく敗退。シムラは、最後のマントルで力尽きていた。残念。

混沌で混迷する?シムラ。

お昼ご飯を道の駅で食べてから、再び日之影ボルダーへ。すでに14時を回っていたが、お目当のDD / 初段 に到着した。噂ではお買い得の初段らしく、ここで成果が1つ欲しかった。コータとドラは早々に見切りをつけて次のエリアに移動してしまったが、シムラとムーブ解析をすることに。日が陰ると体温が下がり一気に完登できた。


同じ岩に 兎死すれば狐これを悲しむ / 1級 という星3つ課題があったが、下地が上がってしまいスタートすらできない状況であった。

最後に、コータ君たちがいる 月の子供 / 1級 の岩に行った。すぐに日が暮れてしまい、月の子供はほとんどトライできなかったが、身体のヨレで敗退となった。今思えば、最後の力を振り絞って、意地でも登れば良かった。

二日目の夜も焼肉パーティーをすることになった。疲れもあってか、自分は早々就寝した。ドラは一人になっても残ったお酒を飲んでいたらしい。すげーなー。


2017.03.20@比叡ボルダー〔Day3〕

最終日は、午後から雨が降るらしい。ということで、早めの出発を試みた。
コータ君は覚醒、シムラは混沌をリベンジする前にアップがてらピーチボーイ / 1級 をトライした。しかし、30分もいないうちにポツポツと雨が降り出してしまい、そのまま諦めることなった。コータ君たちもリベンジに失敗し、ドラも1級スラブ課題をあと一歩のところで敗退となった。

ピーチなボーイ
帰りの飛行機の時間まで相当時間が余ったので、阿蘇山付近で観光して帰ることに。

チキン南蛮でやけ食いだ!


山梨に着いたのが0時近かった。
クライミングが強ければ、成果も出て、疲れも感じないんだろうな。

反省点 → 初めてのエリアの場合トポは必須(あらかじめ購入するべし)。1日に1エリアに絞って、あらかじめ課題を選択しておくべし。1日目に、何かしらの成果の得られる課題を選ぶ(回る順番を考えておくべし)。

もっと強くなりてー。

仲間と岩サイコー。

See You Next Year.



2017年3月22日水曜日

熊本の大津ボルダー〔17.03.14〕

2017.03.14@大津ボルダー(熊本)
SRTの宮崎ツアーの前に熊本入りしていたので熊本県の大津ボルダーに行ってきた。
大津ボルダーはトポがネットに公開されているが、情報が少なく、出たどこ勝負だった。このエリアの看板課題は、超越 / 四段 か? 

大津ボルダー

橋から川へ下る際は、左岸からの方が道が良かった(参考までに)。
まずは、アンダーワールド / 初段の課題を探しに上流エリアに向かった。ほとんど人が入っていない様子で、道なき道を歩き回ってやっと目当の岩を見つけることができた。

岩がゴロゴロ

目当の初段はSD課題で、下部パートは使えるホールドが明確だったが、スラブ面とトップアウトする辺りが苔に覆われており、ほぼ自然に帰りつつあった。

マントルパートはガバホールドを取れれば問題なかった。下部パートは右ヒールを効かせられるかが核心だった。トップアウトしたかったが、草木が生い茂っていたので完全に立ち上がって終わりにした。


アンダーワールド岩のところに荷物置き場?

不思議なんだなー

続いて、下流エリアのモアイロックのスーパーモアイ / 初段を目指した。だが、スタート部分に大きな岩が…。見た目のカッコいい岩なのにもったいない。

モアイロック

他にも色々な岩を課題を探したが、ほとんどの岩が自然に戻っていてトライできなかった。ということは、登りに来るクライマーが少ないということだろうか。開拓した方の苦労が分かるだけに、本当にもったいない。

苔、コケ

後日、阿蘇の一の峰ボルダーにも行く予定だったが、体調不良で行くことができなかった。本当に残念。

2017年3月12日日曜日

SSKレイバック in SSK〔17.03.11-12〕

2017.03.11-12@SSKボルダー

11日は、肩のリハビリの後にSSKに向かった。すでに瑞牆が登れることが分かったので、SSKは今週まで、つまりSSKレイバックを終わらせなければならない。
今までのレイバックパートのムーブだとマントルパートに行く前にヨレてしまうことが分かった(実力不足)。そこで、足上げが1回少ないドラムーブを試すとだいぶ省エネで登れることが分かった。11日時点では、マントルパートに繋げるところ(左手ガバ取り)で時間アップとなった。

一方で、ドラはナルコレプシー(トラバース課題)狙いだったが、ハセトラダムスの大予言通りになってしまったようだ。その予言とは、核心を超えた後の最後のマントルで1回はヨレ落ちするというもの。明日は必ず登れるってドラが言っているので、そうなるでしょう。と改めて予言したことは言うまでもない。


2017.03.12@SSKボルダー

SSKレイバックを完登する為に連日のSSK。指皮も消耗してしまい、今日は何便も打てそうになかった。左手ガバを取る為に、右手をよせた方が良いのかとか、左足の位置をアドバイスしてもらったりしてムーブを固めることができた。昨日の疲れと指皮の消耗でヨレ落ちが続いてしまったが、1時間以上の長期レストを挟んだラストトライで完登することができた。詰めの甘いところをいつも見せてきたが、最後はかなり集中できた。



そして、ドラのナルコのリベンジも成功したようだ。これも予言通りでナイス。
一緒に来たタネは、幻獣→牙王→パスウェイの初段周遊コースを楽しんでいた。1番登れそうだったのが幻獣だった。自分の核心を簡単に攻略していたので、岩慣れすれば強くなりそうだった。

シムラ先生の指導を受けるタネ

シムラは、指を痛めているのでタネの引率で来ていたようだが、SSKクラックと戯れていた。マットをかき集めても恐怖を感じるようだ。

さてさて、次の週末は日之影・比叡の宮崎ボルダーツアー。宮崎に行く前に調子が上がって来たようなので思いっきり楽しんでこようと思う。

2017年3月7日火曜日

阿修羅とエレス in 瑞牆〔17.03.04-05〕

2017.03.01@SSKボルダー

午後からSSKに向かった。先週、宿題になったスイスイトラバースSD/ 初段 からスタートすることに。前回できなかった2手目の所を確認してみるとできる。早速、繋げてみると1発で完登できた。岩の左端に倒木があって最後までトラバースできてないけど、グレードに影響はないと思われる。



レイバックは、レイバックパートを攻略することができたが、雨の降りそうな天気だったので急いで下山した。駐車場から車を出すとポツポツと雨が降ってきた。


2017.03.04@SSKボルダー

今日は1人でレイバックを終わらせるためにSSKに行ってきた。
が、足が滑って全然できない。それに、だんだん体調が悪くなってきて早退した。
後で分かったことだが、花粉が大量に飛散したようである。


2017.03.05@瑞牆ボルダー

3月になったしそろそろ瑞牆行けるだろうということで下見がてら行ってきた。

駐車場に雪はない

目指すは阿修羅岩。遠くから皇帝岩を見ると雪はなくて登れそうだった。

阿修羅岩

予想通り、クラック沿いは凍っていた…。でも、氷を溶かしてからティシュで拭き拭きすれば足ホールドとしては合格。ドラと合流して前回までのムーブをおさらいした。おさらいのおかげもあって、ポッケ取りの態勢まで進めることができた。次は完登できそうな気がする。ドラは、クラック上部を左手で取ることがまだできないみたい。


ガリガリくん岩
夜岩もカッピカピ

次なる目的課題はエレスアクべ / 2段 。

通称エレス

前回、チリさんと畠山さんと一緒にトライしたのが懐かしい。ニーバーで身体を固めるムーブがやっぱり良い感じだった。左足で立ち込むところを気合い入れて頑張らないと。
今日は岩のコンディションが最高だった。こういう時に登れないところがダメなところだな。

別行動していたコータとルミックスは、ルミックスがあかね雲 / 3級 を完登したようでとても嬉しそうだった。ナイス!次は、夜を待ちながら / 2級 を登ってグレード更新だね。
どうやって登った?って聞かれたけど、全然覚えてなかったから動画をあげようと思う。参考になるかな?2015年5月に登ったってだいぶ昔だな。



あと、コータ・シムラ・ドラ・ルミックスから誕生日プレゼントをもらった。5.10のアプローチシューズがかなり消耗していたということでスカルパのアプローチシューズを選んでくれた。宮崎に履いていこうかな。本当にありがとう。