2023年3月26日日曜日

西の河原、東の河原〔23.03.19/20〕

 2023.03.19@西の河原ボルダー

巨大な湖の西側にある河原でボルダリングを楽しんできた。

ここはかなり前から気になっていたエリアで、目星を付けていた場所に向かったら到着。

ちょうど対岸に渡渉するお友達がいて、渡渉ポイントが勉強できた。


右岸の岩をひと通り偵察してから登り始めた。

・Jealousy / 1級

カチを繋げるフェース課題。

ホールドを確かめながらアップをしたら登れそうな感じがするのでトライ。1撃だった。体感3級。

核心は外形した左カチからの右手出しかと思う。


・sit / 初二段

同じ岩の左カンテ課題。

登りやすいとの事前情報があったがそのとおりで、ポジティブなホールドを探せてすぐにバラせた。

繋げトライの1回目で完登できた。もしかしたら限定があるのかもしれない。体感3級。

核心は全体的に等しい強度なので繋げる力かと思う。


右カンテを登るおしゃれパーマは下地が水没していたので勇気ある撤退。


下流に移動。

・ブリキの鎧 / 初段

下地が1/3水没しているので、石を積んでスタート足を出せるようにしてからトライ。この課題はホールドの形状が一部変化しているらしい(欠けた?チッピング?)。

最初は一般的なムーブ?を試したら、左足が左手付近まで上がらなくて手詰まりになった。この後、自分でも出来そうなムーブを探ったらすぐに登れた。体感2級。

核心は左足の立ち込みで⭐︎⭐︎課題。


渡渉ポイントから対岸に移動。川の水が冷たいし、膝上まで浸かるし、かなり厳しい道のりだった。

見た目より深い

伐採岩で地元のクライマーさんと合流させてもらった。ちなみにウグイ / 三段をトライされていた。


・伐採岩の右抜け / 3級

下流から上流を見て右面のフェース課題で水平ホールドから右へ抜ける。

難しいムーブはなかったが足が滑って2撃。体感5級。


・伐採岩の左抜け / 3級

次は水平ホールドから左へ抜けるVer. 。

こっちは1撃で登れた。体感5級。


・パッパンツマン / 1級

同じ岩のカンテ課題。

ムーブはすぐに固まったが、直射日光が当たって暑くてヌメる。

少し時間を置いて身体を冷やしてトライしたら登れた。体感は3級。

核心は右足を踏んで右手を出すところ。


・マリファナ / 1級

地元クライマーさん達が帰られるとのことで一人でトライ。

下地が悪いので上部のムーブを確認したら問題なくてすぐに登れるかと思ったら、核心は初手取りだった。

スタートの右手はガチャガバポッケなんだけど、右足が悪くて離陸できない。色々なムーブを試すこと2時間、結局は踏めそうにない凸に右足を置いたら離陸できることが分かって登れた。ムーブが分かれば体感2級?

メモ:スタートの右足

右足も大事だけど、右手だけで登るくらい頑張ってポッケを持った。


太陽が山で隠れてしまい寒くなってきたので、最後の岩に移動。

・きょんきょん / 3級

リップの右抜けトラバース課題。

リップの凸凹しているところを使って登ったが、左肘に激痛がはしった。体感4級。


・みょんみょん / 敗退

リップの左抜けトラバース課題。

核心は左ピンチからの右クロスカチ取りかと思っていたが、左手でリップが取れなかった。

右手がヌメッてて左手を離すと落ちてしまう。


両肘が痛むので無理に登ることはせず、敗退することにした。

なお、ぴょんぴょんという課題もある。


帰りの渡渉も水が冷たくてかなり厳しかった。しかも進むルートを間違えてお尻まで濡れてしまった。


今日の夜ご飯は地元のクライマーさんに教えてもらったラーメン屋に行った。

天下ご麺

久しぶりに美味しい塩ラーメンが食べられて、今日の疲れも吹き飛んだ。



2023.03.20@東の河原ボルダー(メインエリア)

昨日に引き続き、今日は東の河原のメインエリアに向かった。

ちなみにゼットンとかの岩は水没していた。

ダムの水位が200cmを超えるとダメなのかな?

今回は下調べをしていて、車で一気に上流まで辿り着けた。既にお友達がいるようで車が3台停まっていた。

河原をふらふら歩いていると地元のクライマーがいて、課題をひと通り教えてくれた。ありがたや〜。

メインエリアに到着

まずは地元のクライマーさんが登っていた課題に混ぜてもらった。

・ブルーベリースラブ / 二段

1歩目のスタンスがガバに見えるスラブ課題。

問題なく1歩目に立てて、登れそうに感じたので一度降りて、カメラをセットして1トライ目で登れた。体感4級。

核心は初手で掴んだ右カチの保持かと思う。たぶん二段ではないかと…ラインが違うのかもしれない。


次にずっと下地が水没していた幻の課題をご一緒させてもらった。

・くるみ / 初二段

やや傾斜したクラック課題。

スタートは左手と右足を意識して離陸して右手出し。右足が滑りやすいので注意。右手を取った後に左足をクラックに刺すまでが核心だった。

岐阜のクライマーさんに左足を刺すムーブを教えてもらえたので登れた。このムーブは自分には思いつかなかったので勉強になった。

初登されてから登れない状況が続いていたらしいので、再登者は少ないかもしれない。


岩を移動。

・道草 / 初段

最近ホールドが欠けたトラバース課題。ホールドが欠けても登れるらしいので、ご一緒させてもらった。

核心は最後のマントルで、右ヒールに立ち上がれずに何度も落ちた。

ここまで身体が上がっているのに…

結局は日が陰って岩のコンディションが少し良くなったら、スローパーが保持できて登れた。


同じ岩のエゴサポニンは初手が取れなかった。


すぐ側の岩にあるカカオッカは、実質1手で初段が付いているのでスルー。

縦カチからリップへ

他にもNHスラブ。


聞いた話によるとカチが得意なら登りやすいという噂の四段。


岩を移動。

・イルカの背中 / 4級

手がかりの少ない(左よりにはある)スラブ課題。

ラインが分からないので、自分はここを登るって決めて登った。体感は3級。


・イルカに乗った少年 / 2級

左カンテにマントルする課題。

1トライで登れた。スタートする際は右手を逆さラップ持ちすると、左足に乗り込んだときに力が入りやすかった。体幹は4級。


時間が1時間弱残ったので移動。

・人見知りのシマウマ / 敗退

動物シリーズ課題で、登りやすい二段と教えてもらっていた。

左ヒールを使ってハングの中から出られたが、その後に左脇を攣ってしまい敗退。

後はガバカチを経由してリップが取れれば登れたので悔しい。


東の河原のメインエリアは想像以上に魅力的だったので、日程を調整してリベンジに来たいと思う。内気なサイも登りたいし、開拓できる岩もたくさんあるし。

なお、去年のGWに来た時は水量が多くてメインエリアのアプローチは水没していたみたい。


帰りは7時間かけてゆっくりと甲府まで帰った。

明日は身体も指も終わったいるので、岩掃除をしようと思っている。

では。


P.S. 地元のクライマーさんに教えてもらった別のご飯屋さんを紹介しておく。

かどまん(焼肉)、平和亭(焼肉)、麺屋 聖(ラーメン)。参考までに。


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