Day1
成田空港11時40分発の飛行機で日本を出国した。
シャルル・ド・ゴール空港のターミナル1でドラと待ち合わせをしてから、レンタカーでブローにあるApartment Sadi Carnotにチェックインした。
JAL便はターミナル2に到着するのでターミナル間を移動しなければならなかったが、移動は分かり易くて問題なかった。
それより、預けたボルダリングマットが受取所から出てこなくて焦った。空港の人に尋ねると大きい荷物は別のところで受け取るんだよって教えてくれてマットを無事に回収することができた。
あと、マットを無料で運んでくれてホッとした。成田空港に到着してから使用してるマーベリックの縦横高さの合計が230cmで205cmを超えている事に気づき、追加料金を請求されないか心配していたところである。
Paris → Fontainebleau |
空港からブローの宿までは1.5時間弱で、着いたのは8時半を過ぎていた。マックで夕食を食べて、明日に備えて就寝した。
アパートの1室を貸切 |
因みに、日本とフランスの時差は7時間で、日本の方が時間が早く進んでいる。なので、就寝した時は日本時間の早朝6時。眠いわけだ。
次の日、起きると空は薄暗くさっきまで雨が降っていた様子である。山梨にいる師匠たちは小川山で楽しそうにボルダリングしていて、こちらとは対照的である。
それでもレンタルマットを借りにS'capeというアウトドアショップへ向かった。
アウトドアショップ S'cape |
9日レンタルで70€くらいらしい。併せて、ブローのトポも一緒に購入した。トポは、全ページカラーで見やすいのを選んだ(35€)。あと、マットやシューズは日本で買うよりは安いが海外通販と大差なかった。期待してた仲間よ、残念(スクワマ:123€)。
マットも充実 |
靴の種類は少なめ? |
そのあと、岩場に行く前にスーパーと市場で買い出しをしてから、Bas Cuvierへ向かった。
日曜日で賑わっていた / 市場 |
Bas Cuvier の駐車場に到着すると大きな岩があちこちに見えて興奮した。岩も乾いてて気温も15℃くらいだった。
駐車場から1番近い大きな岩でアップをすることになった。惹かれた面のグレードは6c, 5b, 6a, 5b, 7b+。I'Envers du Un / 5b とLes Doigts / 6a を登っておいた。
続いて、徒歩10秒で次の岩に到着。横クラックからリップへランジする Hier Encore / 6b+
。横クラックは全体的にあまくて持ちにくい。ガニ股ランジができなかったので、無理やりランジに変更したらリップに届くようになった。でも、早く次の課題に触りたい、次の課題を見たい、と気持ちが高まって、後日、リベンジすることにして別の課題へ移動した。
次の課題は、クラシック課題の Marie Rose / 6a(小さいお方は 6a+ になるようだ)。アダムオンドラがオンサイト?フラッシュ?できなかった課題で有名らしい?自分もオンサイトは逃したが、すぐに登れた。
ドラは、上部の右手スローパーを持った後の処理に苦労していて1時間以上頑張っていた。リーチがないからホールドが遠く感じる。小さいお方は6a+だと思った。
同じ岩の裏面にあるJoker / 7a は師匠のオススメ課題である。左足をハイスップするのが確信で、左手の内側から足を置かないと右手のガスが効いてこないという面白い課題のようだ。(フランス人の師匠と弟子が現れて、師匠がムーブを細かくレクチャーしてくれたおかげて分かったことである。右手ガスは親指をプッシュする、いわゆる阿修羅持ちがオススメだと言っていた。)
アンダー持ちで左手首が痛くなってきたので、次の課題へ移動となった。
次は Bas Cuvier で有名な Helicoptere / 7a と Carnage / 7b+ をトライした。でも、ヘリ子は高さにビビって飛べないし、カナーは身体が疲れてて引きつけられないし…敗退することにした。
今日の成果が Marie Rose / 6a だけだと悲しいので、隣の隣の岩(距離10mしか離れていない)の Cortomaltese / 6c+ をトライすることに。でも、両手スローパーからの左手だしが届かなくて、今日は敗退。外人さんスケールでは余裕かもしれないが、Japaneseのチビには遠い気がしてならない。
最後は、ノーマットスタイル(NMS)で Grottons Morin / 5b をオンサイトしてフィニッシュした。時間は19時過ぎ、ドラが見たいと言っていた岩も見つからず帰ることになった。
21時になって、明日はもっと頑張ろう、と言いながら、市場で買ったステーキを頬張ったのである。
See you Next day. |
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