2025.09.22@東の河原(京の水エリア)
前日に指皮がごっそり削れて、目的課題が登れるのか不安になりつつ岩場に到着。
しかも時間は既に10時に近くて、暑くて身体がしんどい、、、
・やさしい棘 / 初段
水量が多いと下地が無くなるマントル課題。
水平クラックはガバ。マントルで使うホールドはポジティブな印象。
▼
マントルは右ヒールしてリップ奥のカチを取れたら勝ちだった。なお、1回目は右ヒールを右トゥでマントルしたら足が滑って、川ぽちゃしそうになった。
やはり得意なヒールで勝負するのが良いんだな、と思った。
対岸に移動。
・小ハング / 敗退
マントル課題。
右足に乗り込みたいが、そうはさせてもらえず敗退。日差しも強くて暑かった。
偵察した時に登ろうと思ったテーブル状の岩に移動。
・テーブルマントル右 / 5〜6級
ホールドのないマントル課題。
マントルの基礎を学べる良き課題だった。
・テーブルマントル左 / 4〜5級
ホールドのないマントル課題。
左の方がやや傾斜していて難しかったが、腹フリクションも使って登った。1グレードは難しかった。
2課題をまとめて動画にした。
お昼頃に盾と矛の岩に移動。
盾と矛は京の水エリアの看板課題なので、絶対に登って帰りたいと思っている。
✳︎下地が川だが木を組んでくれているのでマットが敷けるようになっている(感謝)。
・盾 / 初段
ガバカチから直上する課題。
核心は初手取りで、右足に乗り込みつつ右手を思い切り伸ばしたら水平カチが取れて登れた。
その後は左手を水平カチに添えて、右手でゴールカチを取るムーブが自然だった。
サクッと登れたので、ゴールカチは限定かもしれないと疑ってしまったが、限定なし!と、同じエリアにいた関西クライマーさんに教えてもらった。
 |
ゲジゲジがゴールカチ |
・矛 / 初段
ハング面を右上する課題。
マット1枚では全てをカバーできないので、危ない落ち方をしないムーブを構築した。
核心はハング内に右ヒールしてリップの頂点を取るところで、やや距離を感じた。他のムーブもほぼほぼヒールで解決して、本番トライの2回目で登れた。
対岸に渡って関西クライマーさん達と合流。
・水上ライン / 3級
ツルスベホールド課題。
使えるホールドにチョークが付いていたので一撃だった。核心は左縦カチの保持で、ツルスベしていて持ち難かった。
次はテーブル状の岩に移動して、関西クライマーさんに混ぜてもらった。
・ビンゴ(ホールド欠損後)/ 1級
ブロック状のガバから左上する課題。
なお、K michio氏のYouTubeに限定が細かく記載されていた。
2トライ目にスローパーリップを抑えてからブロック状のガバに右足を置いたら、そのまま登れてしまった。マントルする時はリップ奥のカチを使っているがそれで良かったのか、、、
その夜にビンゴについて調べたら、New from jc to jc のブログ(2013年8月10日公開)で課題が紹介されていた。
当時は三段のグレードを付けていて、現在は1級に感じるのは何故なのか更に調べてみた。
▼
キャンパー井上氏のYouTube(プチクラック, 7級)を見ると、ブロック状のガバ部分が埋まっている。
 |
2016年5月23日公開時の様子 |
つまり2016年5月23日以降にホールドが欠けて、登りやすくなったのだと思われる。
 |
赤枠部分が欠けていた
|
本来のSDスタートはブロック状ガバの右下のガバだと思われるが、現在はブロック状ガバが明確なスタートホールドだと思われる。
▼
情報が線で繋がるとすっきりするのは自分だけでしょうか?
・マントル課題 / 2〜3級
凹みの縦線付近から左上する課題。
左上のリップに薄っすらカチがあって、それが取れたら気合いを入れてマントリングして登った。
ブログでは3級と紹介されていたが、2級はあって良い気がした。
・カンテスラブ / 敗退
左面のスラブ課題。
左カチ(クラック帯は使わない)、右カンテでスタートしたが、離陸するので精一杯。足がツルスベで踏めなくて敗退した。
隣の岩に移動。
・ロコン / 1級
左手ハング内カチ、右手リップからスタートする課題。
離陸してから右ヒールを掛けたかったが、余力が無くて断念。記録用にと右ヒールしてからスタートしたら、そのまま登れてしまった。
核心は初手の右手出しで、得意のヒールムーブたったので一撃でけた。
あとで調べてみると同じスタートで既に登られている課題だった。あのスタートだと離陸するのは難しかったみたい。
16時を過ぎてかなり涼しくなってきたが、全身を攣ってしまったので、今日は撤収することにした。
今日の夜ご飯は桃源でとんてきを食べた。
お高い割にはまぁまぁのお味だった。月見バーガーを食べれば良かったかな笑
明日は遠征の最終日。
山梨に近いエリアで登ろうと思っていたが、京の水エリアで登るのが楽しくて、急遽おかわりすることにした。
2025.09.23@東の河原(AM)
8時頃にエリアに到着して、上流域を偵察した。
登れそうな岩はなくて、その代わりにヤマカガシを見つけた。
 |
頭が黄色かった |
まずは盾矛岩の裏側にある徹くんの四段(漁夫の利)を偵察した。
山に近いし、苔っているし、雰囲気も湿気っていた。
・発破?やぶ蛇? / 敗退
スローパーカチから直上する課題。
スタートホールドを全く保持できない。ヌメル+湿気ってる状態で勝負できる課題ではなかったので、即敗退となった。
対岸に移動して、昨日見つけたゴロダーを登ることにした。
・ゴロダー課題 / 3級
地上50cmのマントル課題。
色々と狭くてマントルできずに苦戦しそうになったが、何とか這いずれて登れた。
こういうマントルは苦手なのでグレードは不明である。
水上カンテの隣の岩に移動。
・フェイス左 / 5級
V字ホールドから左抜けする課題。
足はツルスベだが、手はポジティブで一撃だった。
・フェイス右 / 6級
V字ホールドから右抜けする課題。
右カンテを使えば楽勝かと思う。
2課題をまとめ動画にした。
で、本来はV字ホールド下にある薄いカチからスタートしたかったが、ツルスベの足が段々と踏めなくなって敗退した、、、
ビンゴの岩に移動。
・右抜け課題 / 3級
ブロック状ガバから右抜けする課題。なお、縦クラックは使わない。
ビンゴを対象的に登るムーブになった。核心はリップ下のガバ取りで、グレードは水上カンテと同じくらいかと思う。
・直上課題 / 3級
ブロック状ガバからクラック沿いを直上する課題。
フィンガークラックの処理をミスすると指を怪我しそうだな、、と躊躇しながら登った。
左右の足を置き換えるムーブが咄嗟に閃いた時は脳汁プシャーしてたと思う。
雨が急にぱらついてきて慌ててトライ。
・左カンテ / 4〜5級
左右のカチから直上する課題。
核心は左足に立ち上がるところだが、上部にホールドはないので2歩目に立つところもやや悪いかもしれない。
テーブル状岩の登った課題をまとめた。
雨雲が通過しそうなので一度撤収したが、そのあとは降る気配は無くてお昼になったので山梨に帰ることにした。
一蘭のラーメンを食べて帰るつもりだったのでのんびりと移動。
このスープはご飯との相性が良い。幸せになって山梨に帰れた。
最終日は不完全燃焼気味だったが、怪我なく遠征が終われてハッピー。
新車が来たら三重遠征を計画したいと思う。
では。